一般社団法人 ファーマメイト にじ・おおさか

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2019年06月24日
サニー薬局

スタッフブログ

在宅日誌 -NO.2-

サニー薬局では、現在13名の在宅患者さんがおられます。

今年5月から訪問開始になったAさん(90代女性・独居・要介護1)は、買い物や食事など身の回りのことは自分でされており、受診もされていますが、飲み忘れが多くなってきているとの事でケアマネージャーから薬剤師居宅療養管理指導の依頼がありました。
初回訪問時に残薬を確認すると、冷蔵庫の中に薬を保管されていました。
「Aさんの薬は冷蔵庫に保管しなくても大丈夫ですよ。」と説明し、
お薬カレンダーを冷蔵庫扉にセットしましたが、後日ヘルパーから
「お薬カレンダーから薬を抜いて、全部冷蔵庫に戻している」と連絡がありました。

次の訪問時に確認すると、一旦セットした薬はビニール袋に入れて冷蔵庫にしまってあり、
今まで通りセット前の薬を薬袋から出して服用していました。
難聴な方で耳元での会話と筆談を利用してコミュニケーションを取っていて、説明すると
「わかりました。これを飲めばいいのね?ありがとう。」とにっこりと良い返事を返してくれていましたが、
長年の行動を変えるのは難しいと判断し、1週間分ずつ紙に貼って冷蔵庫内に置くようにしました。

まだ試行錯誤中ですが、飲み忘れは減ってきています。
在宅患者に関わらず、高齢者の慣習を急に転換することは難しい事を改めて感じました。
今までの生活環境や慣習を否定せず、信頼関係を築いて、自分で出来ることをフォローしていくことが大切だと感じています。

サニー薬局 Yさん